CAMとは、コンピュータ支援製造の略です。
製品の製造を行う際にCADで作成した形状データを取り込み、製作図を入力してNC工作機械用のNCプログラムを作成出力するシステムをCAMといいます。
CAD/CAMは設計分野CADとNCプログラムを作成出力するCAMのシステムをCAD/CAMといいます。
当社では各種金属製造に適したCAD/CAMをシステムネットワーク化された環境で製品を製作しております。
金属機械加工用CAM Mastercam MillX9
精密板金用CAM CADMAC Evolution
当社ではCAD/CAMがネットワークされていますので、精密板金加工機側にスムーズに加工データを供給できます。また、特殊展開CADを使用してさまざまな形状の製品が加工可能です。
- ステンレス製タンク
上部ホッパー部や開閉扉部にCAD/CAMを使用して展開をとり作業しています。 - ステンレス製角丸ダクト
CAD/CAMの特殊展開で展開をして製作してあります。 - ステンレス製シュート
同心でないので特殊展開を使用して製作しました。 - ステンレス製シュート
ティグ溶接で気密溶接をしてあります。
精密板金製品や製缶製品の製造において、各種金属加工機を可動させる上でCAD/CAMは必要不可欠な設備です。CAD/CAMとはコンピュータ支援設計とコンピュータ支援製造の略です。近年では、さまざまCAD/CAMソフトウエアが開発されていて製造内容や製造工程等で最適化されるソフトウエアの選択が可能になっております。CAD/CAMは製品の設計とCNC加工のプログラムミングの双方に使用されています。
3DCADで正確なモデルが作成できるので工作機械や半導体装置等で使用されている安全対策カバーや油、水、空気の進入防止などのカバーの製作計画で製品を製作をせずにカバー仕様内容や美観的などのことが表現でき製造計画の確認ができます。
3DCADで作成したモデルをグラデーションにしたり、スライドショーを作成をして製品のプレゼンテーションに活用されています。
当社では、精密板金、金属溶接、切削機械加工の一貫した製作経験がありますので、課題製品のご要望などを詳しくお聞きした内容を3DCADでモデル化しながら提案型の精密板金や製缶の設計、製作をしております。
3DCADで作成したモデルを構造解析や振動解析することで計画段階での設計の修正を行いながら製品を製造する前に製品仕様の確認が可能ですので、お客様の仕様要求におこたえるようにしております。
上の写真は工作機械の門形マシニングセンターの全体カバーです。
計画段階から打ち合わせを重ねお客様の仕様要求事項を3DCADでモデリングをしながら設計をして精密板金加工機用のプログラミングをCAMで行い計画仕様を実現化しました。切削油を多量に使用する工作機械用カバーなので油漏れを機外にしてはいけない仕様ですのでTIG溶接を主体に製作しました。
各部品の製造後仮組立をして、焼付塗装後最終ユーザー様にて据付組立をしました。